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前身「npoかがやきSITA」紹介

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< SITA誕生経緯 >
平成12(2000)年、時の政府はeージャパン計画を発表し、八尾市内の施設でも市民のための教室が開かれるようになりました。そんな中で講師を派遣していた富士通ラーニング・メディア㈱は受講生の中からも講師を養成しようと、パソコンの知識・技能について独自の認定制度を設け、SITA(シニア・アイティ・アドバイザー)資格(2018年9月30日をもち、新規申込受付を終了しました。)を創設しました。
 そのパソコン教室の仲間が集まり相互の研鑽を経て、SITA資格を獲得し「かがやきSITAクラブ」が誕生しました。
これが後の「NPOかがやきSITA」につながることになります。

この教室で一足早くパソコンに触れて初心者・高齢者の苦労を知った私たちが、おこがましくも市民のパソコン学習のお手伝いをすることになった次第です。

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 その後、情報技術は大きく発展し、それとともに社会の環境も大きく変わりました。スマートフォンやタブレットの出現は情報機器のモバイル化(小型化/携帯化)を加速させ、まさに文字通りの機器のパーソナル化を加速させ、個々人の用途に多角化をもたらしました。 機器の多様化にどのように対応していくべきか? 使途目的の多様化(アプリケーションの選択)には?等々悩ましい問題が生じてきます。 

< かがやきSITA略年表 >

 平成13年(2001) 内閣官房に設置されたIT戦略本部は、e-Japan戦略として、IT国家戦略を策定しました。前文に曰く、「我が国は、すべての国民が情報通信技術(IT)を積極的に活用し、その恩恵を最大限に享受できる知識創発型社会の実現に向け、早急に革命的かつ現実的な対応を行わなければならない。市場原理に基づき民間が最大限に活力を発揮できる環境を整備し、5年以内に世界最先端のIT国家となることを目指す。」

 平成14年(2002)八尾市もこの政策に沿うべく、市内の施設に機器を備えIT講習事業を実施しました。同時に八尾市の生涯学習に携わる関係者は、このようなIT予算の優遇はいつまでも続かないと予想し、この機に八尾市独自で市民パソコン教室を開ける人材を市民の中に養成しようとする講習会も並行させました。7月には十数名のSITA有資格者が誕生し、有志が集って「かがやきSITAクラブ」が発足、パソコンボランティアとして活動を始めました。

 平成15年(2003)生涯学習センターや各コミセンで開かれる教室において、富士通ラーニングメディアから派遣される講師のサブ(助手)として市民の学習のお手伝いをすることから始め、教育センターではITヘルプの相談スタッフとして活動しました。さらに安中人権ふれあいセンターのパソコン講座で、講師を担当するようになりました。 また、ファミリーロードの空き店舗では「ファミねっと」として、毎週土日にヘルプデスクを担当しました。

 平成16年(2004)4月NPO(特定非営利活動法人)として認証され、情報化社会の発展を目指す法人として発足しました。 この頃より学習センターや各コミセンでも講師としてパソコン講座を担当するようになりました。 会員数も30名に迫り、SITA以外のMOS(マイクロソフト)やP検(商工会議所)等の有資格者も入会し、人材も多彩になりました。 

 平成17年(2005)教育センターでのITヘルプデスクが中止となり、相談業務再開の要望が市民から多く寄せられました。一方で各コミセンに備え付けのWindows98パソコンも老朽化したため、八尾市自治推進課管理のWindowsXpパソコンを持ち回りし、各コミセンのパソコン講座と移動ITヘルプデスクを開始しました。

 平成18年(2006)学習センターや各コミセンの講座数も増加し、各講座の受講者数はのべ1,000人を超える盛況となりました。また八尾市関連以外の団体からの委託講習も担当しました。

 平成19年(2007)メンバーのインストラクション能力向上のため、新規会員の募集と併せて月2回の勉強会を定例化しました。8月、市内刑部町の老人会「楽生会」のパソコン勉強会のサポートを開始しました。

 平成20年(2008)WindowsXpを使ってのパソコン勉強会は、各地域の老人会にも広まりました。また就活をサポートする安中「CAD入門講座」にも取り組み始めました。 

 平成21年(2009)八尾市産業政策課主催の就労支援「パソコン会計講座」に簿記関連資格を持つメンバーが取り組みました。

 平成22年(2010)自宅の使い慣れたパソコンを持ち込んでの勉強会も始めました。 パソコンをお持ちでない方にはSITA所有機を用意して対応しました。 

 平成23年(2011)地域老人会主催の教室では、自前のパソコンを持ち込む方増え、「かがやきSITA」所有のパソコンも最新版に増強しました。講座にはシニアの方のみならずより若い層の参加も増え、地域自主運営のムードも高まって発展的に「地域自主講座」と名乗ることになりました。

 平成24年(2012)WindowsVistaは、そのセキュリティサポートが5年延長されました。しかしWindowsXpに関してはあと2年となり、WindowsXpの代替わりとしてWindows7の導入を始めました。

この年のIT市民講座実施数 56件、地域講座実施数 11件。

 平成25年(2013)Windows8機の導入。移動ITヘルプデスクが龍華コミセン1件になった。

この年のIT市民講座実施数66件、地域講座実施数11件。

 平成26年(2014)Windows8.1機の導入。この年のIT市民講座実施数71件、地域講座実施数9件。

 平成27年(2015)Windows7機をWindows10にアップグレードする。

   (旧「かがやきSITA」ホームページより一部引用、編集者山崎)20/5/6

 令和4年(2022)NPOかがやきSITA 解散。「八尾SITA」が活動を引き継ぐ。

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